AF双眼鏡−22009年03月13日 06時39分

MINOLTA AF
MINOLTA AF双眼鏡、接眼レンズ部分。
対物レンズ側からみると精悍なフォルムだけど
後ろ側からはどうも眠たそうな顔にみえる。
目当てのゴムが真円でないせいかな。
まあそれは性能に関係ない。


目幅の調整もできるし、視度調整も左右独立してできる。
目幅は一度決めるとロックレバーで固定でき簡単には
移動しないようになっている。
でもなぜか毎回微妙に調整しないとしっくりこない。


私は眼鏡をかけているが、この双眼鏡は眼鏡をはずして
覗かないと見にくい。眼鏡をしたままだと視野が狭いし
フレーム脇から外光が侵入して観察に集中できない。
この辺りはニコンのほうが完全に優れている。


右手で持つ部分の下に電池BOX。2CR5というリチウム電池を
1個使用、スイッチオンで一瞬赤のランプが点灯する。
それで観察準備OK。電池残量表示はないが確か赤ランプが
点滅するとか反応したはず。


大きさや重さ、全体のバランスはすごく感じがいい。
倍率8倍で対物レンズが22ミリの双眼鏡としては
大柄なほうかもしれないが両手で持ったバランスは悪くない。
自分の場合は右手中指でAF操作、左手人差し指、中指で
マニュアルフォーカスのボタン操作となる。


接眼レンズの間の空間は鼻の頭が入る部分。
けっこう深くてこんなに鼻は高くないぞと思っても
目をぴったり付けるとこれくらい必要なことが分かる。


それにしても惜しいAF双眼鏡だと思う。
フォルムは抜群にかっこいいのに、肝心要、双眼鏡としての
操作性がはっきりいって良くない。特にピント合わせ。
見え味もそれほど悪いわけじゃないのに、操作性の悪さが
それをスポイルしている。


広いフィールドでサンフレッチェの選手を追うのがやっとかな。
コントラストの高い環境でないとAF追いつかないし。
でも好き、持って使って楽しいから。
近未来的なフォルムに操作ボタンいっぱいあるし。
お遊び感覚の2台目としてなら十分楽しめるMINOLTA。