潜水艦の建造 ― 2012年05月07日 05時52分
なんと!目から鱗、耳からウロコの情報をいただきました。
Ryan:「建造中に入れておかないとあとから付けられないものが
いっぱいあるでしょうね?」
専門家:じつは全ての機器は船体完成後に搭載しているのです!
エンジンもあのハッチを通る部品を積み込んで、潜水艦の中で
組み立てるのです!
艦内にある全ての機器は艦内でバラバラに分解して
潜水艦から取り出し、バラバラの状態で搭載して
艦内で組み立てているのです。スゴイでしょ!
Ryan:「建造中に入れておかないとあとから付けられないものが
いっぱいあるでしょうね?」
専門家:じつは全ての機器は船体完成後に搭載しているのです!
エンジンもあのハッチを通る部品を積み込んで、潜水艦の中で
組み立てるのです!
艦内にある全ての機器は艦内でバラバラに分解して
潜水艦から取り出し、バラバラの状態で搭載して
艦内で組み立てているのです。スゴイでしょ!
いやいや凄いです、恐れ入りました。
みなさん、知ってました!?全ての機器ですよ、
ケーブルやパイプ類だけじゃなくて、トイレも洗面所もロッカーも
ベッドもテーブルや椅子、なんとエンジンもです、ぜんぶ。
ということは、すべてのパーツはハッチを通らないといけないってことです。
ってことは、すべてのパーツは大きさや長さ、重さにも規格があるって
ことかな。
バラバラのパーツを分解して組み立てる道具や技術が要りますね。
Ryanみたいに分解はできても、組み立てたらネジがいっぱい余ったなんて
恐ろしくてそんな潜水艦には誰も乗らないでしょうね。
それって造船所のベテラン工員が専門でやってるんでしょうね。
まさか艦長以下、幹部や乗組員がそこまでやってないでしょう。
ある程度は保守整備の訓練してても、
いわゆる艤装専門の科員がいると想像しますが・・・??
全ての機器は船体完成後に搭載・・・
ということは、船体だけだと中が真っ暗だから照明関係が真っ先に
装備されるのかな?その前に電気が要りますね、バッテリーだな。
でもその前に工具がないとどうにもならないからなあ、
大型の懐中電灯みたいなのを入れて、工具を入れて・・・でも床がなあ
床を真っ先に作ってから電源、照明の順番かなあ。
床や壁の養生しないといけませんね、塗装はいつやるんだろう?
頭が混乱してきた、
これじゃ船体を造るより艤装のほうが時間かかりそうです。
潜望鏡とかソナーや通信機器関係とかハッチから入りそうもない
大型の機器がいっぱいありそうだけど、やっぱり分解?
常識で考えちゃいけないってことですね、完成品を買ってきて
そのままポンと置いておしまいじゃないんだ。
人手も手間もお金ももの凄いかかりますね。
とりあえず完成後の検査項目とか検査機器の開発、検査技術も
想像しただけで気が遠くなる膨大な作業に思えます。
水上艦ならもっと建造が楽でしょうね、
エンジンも大馬力で大型だから底に置くものは先に入れておかないと
積めないでしょう、潜水艦ほどの制約はないでしょうね。
下の絵は潜水艦のアンカー、錨です。
船体のくぼみにパカッとはまるようになってます。
このチェーンも後から組み込むんですかね、かなり重量がありそうです。
こういう風景は普通に見るけど、ここまでくるのに膨大な時間と、
たいへんな作業があることを知りました。
プラモデル造りとはまったく比較になりませんね。
尾道に住んでる頃、造船所は当たり前の風景でした。
進水式が済んだら9割方完成だとばかり思ってましたが、
実際はまだまだ工事が続くんでしょうね。
ふーん、想像するばかりですがRyanの仕事とはまったく無関係、
飲み会の雑学くらいにしかならないけど興味は尽きません。
いやいや、専門家さんありがとうございます。
また教えてください。
コメント
_ H.sekiguchi ― 2012年05月08日 21時15分
_ H. sekiguchiさんへ ― 2012年05月08日 23時08分
そうでしょ、Ryanも本かなんかで見たような
ユニットというかブロック工法というのか4分割くらいの輪切りを
溶接でつないである程度の設備を組み込んだうえで
建造してるとばかり思ってました。
でもあれは大きな原潜の建造ですね、
日本の潜水艦の倍以上サイズも大きいですからね。
国産潜水艦も初期はアメリカから設計図をもらって
造ってたんですね、純国産は最近のことらしいです。
ユニットというかブロック工法というのか4分割くらいの輪切りを
溶接でつないである程度の設備を組み込んだうえで
建造してるとばかり思ってました。
でもあれは大きな原潜の建造ですね、
日本の潜水艦の倍以上サイズも大きいですからね。
国産潜水艦も初期はアメリカから設計図をもらって
造ってたんですね、純国産は最近のことらしいです。
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以前ディスカバリーchで原潜建造を放送していましたが、輪切りにしたように組み上げられたパーツを建造ドックで繋ぎ合わせていたように記憶しています。