てつのくじら館へ2012年06月26日 02時29分

2007年4月の開館から5年、海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)の
入場者が6/24(日)、200万人を達成し地元の新聞でちょっとした
話題となりました。

200万人目に当たったのは福岡県から遊びに来た家族の小学1年生でした。
記念に潜水艦のプラモをもらったそうです。
てつのくじら館へ

惜しかったなあ、Ryanが当たったかもしれないのに。
中年のおっさんマニアじゃ、絵にならなかったんでしょうね。
てつのくじら館へ

ここに来たのは半年ぶり、“日曜日の艦艇一般公開”が中止になって
せっかく呉まで来たので久々に入館してみました。
てつのくじら館へ

まだ見たことがないよ、って人がいっぱい全国にいるでしょうね。
たったの200万人ですものね、そんな人たちのためにさらっとご紹介です。
てつのくじら館へ

海上自衛隊呉史料館(通称:てつのくじら館)は自衛隊員の教育施設で
あるとともに、国民一般に自衛隊の活動を広くPRする広報活動の場です。
てつのくじら館へ

呉らしく展示内容は機雷の掃海活動と潜水艦の歴史と発展が
メインテーマになっています。もちろん入館無料です。
てつのくじら館へ

詳細はHPをご覧いただくとして、面白いのは海自のOBさんが
見学スタッフとして来場者を相手にしてることです。

若いコンパニオンのお姉さんじゃなくて、実際の経験者ですから
そりゃもう微に入り細に入り呉弁で説明してもらえます。
カメラ屋のスタッフみたいな感じですね、すぐ話しかけてきますから。
てつのくじら館へ

1階が海自の誕生と歴史、2階が掃海活動と国際貢献、3階が潜水艦の
解説とここの目玉である実物潜水艦への入り口となっています。
てつのくじら館へ

解説をじっくり読めば、Ryanの日頃の疑問も解消するんでしょうけど
どっちかというと写真を撮るのが先にたつものだから
読んだり話を聞いたりしてられない性格なのです・・・。
てつのくじら館へ

別途、実物潜水艦の内部を紹介しますが見学できるのは
この断面図でいうとセイルに近い3階の部分だけになります。
発令所とか操舵席があるところですね。
てつのくじら館へ

α700の強力な手振れ補正が効いてるんですが、やっぱり絵が甘いですね。
まあ逆にいえばストロボなしでも、ここまで撮れるってことです。
てつのくじら館へ

休館日
●火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館)
●12月29日から1月3日

開館時間
午前9時~午後5時まで(展示室入館は、午後4時30分まで)

すぐ近所に“大和ニュージアム”があります。
セットでみたら半日くらいすぐ経ちますよ、お勧めです。


機材/α700
   MINOLTA AF 24mm F2.8


てつのくじら館22012年06月26日 07時22分

てつのくじら館・訪問記、続きです。

1991年4月から10月まで海自掃海部隊はペルシャ湾に派遣され、
初の海外活動で34個の機雷処分という成果を挙げました。
その時の記録を写し続けたカメラがこれ、ニコンF3ですね。

ニコン党は誇らしいでしょうね、39,000枚も撮るとさすがにボロボロです。
下手っぴいな撮り方で見にくくてごめんなさい。
てつのくじら館2

潜水艦が積んでるバッテリーの実物です。
リチウムイオンかなあ、使いきるまで継ぎ足し充電不可だと困るでしょうね。
てつのくじら館2

潜望鏡の先端部分、思ったよりすいぶん小さいです。
一見すると雨樋のパイプみたい、でも中を覗くと
ちゃんとプリズムが見えます。
てつのくじら館2

乗組員の生活を紹介するコーナーもあります。
海水を流すんでしょうか、魚のエサになったりする?
潜って用足ししたら洗水トイレだな(寒いジョーク!)
てつのくじら館2

これは美味しそうに見せたいので内蔵ストロボを使いました。
社員食堂のメニューにありそうだけど、けっこう豪華です。
食券は不要ですね、きっと。
てつのくじら館2

潜望鏡の実物です、単眼式です。
これまたニコン製、すごいなニコンは。戦前、戦後と光学分野を担ってます。
てつのくじら館2

さて、なんでわざわざこれを撮って載せたかというと、
Ryanは中学か高校時代に「おやしお型」を見た記憶がかすかにあるんです。
1962年から1976年まで就役だから呉に停泊中だったんでしょう。
似たような他の船だったかも知れません。
てつのくじら館2

「なつしお」や「おおしお」も好きな型だけど、
1971年に涙滴型が登場してからはもっぱらこっちのファンになりました。
てつのくじら館2

記念すべき「おやしお」ですね、思い出深い関係者も多いでしょう。
てつのくじら館2

天井には魚雷が吊るしてあります、けっこう長さがあるのにびっくり。
てつのくじら館2

館内は撮影自由、他人の邪魔にならない限り制限はないみたいです。
三脚やストロボみたいな野暮なものはなるべく使わないほうがいいでしょう。
てつのくじら館2

採用時に超ハイテク対潜兵器だ!って騒がれた「ダッシュ」ですね、
実際は運用に難があって数年で撤去されましたが。
てつのくじら館2

さ、ここまで見たらあとは実物潜水艦の中に入場です。

続きはまたいつか、花の話題を載せたくなってきました。
Ryanは似たような記事が続くと、すぐ飽きます。


機材/α700
   MINOLTA AF 24mm F2.8