元・護衛艦「ひえい」に再会 ― 2012年09月02日 22時18分
今日は友だちの船でちょっとした広島湾クルーズ。
昨日の土曜日に続いて海の上で半日過ごしました。
まずは陸側から「ひえい」を撮影。
就役期間36年3ヶ月という海自艦艇の就役記録をつくって
去年の3月、とうとう除籍になりました。
昨日の土曜日に続いて海の上で半日過ごしました。
まずは陸側から「ひえい」を撮影。
就役期間36年3ヶ月という海自艦艇の就役記録をつくって
去年の3月、とうとう除籍になりました。
しばらく呉基地の桟橋に保管船扱いで泊めてありましたが
いつの間にか見なくなって、てっきりスクラップになったと
思ってました。でも、こんなところにいたんですね。
これはもう海上からじゃないと撮れません。
なんか浮き上がったタイタニックみたい。
これ呉基地からここまで曳航してきたときのロープやチェーンが
そのまま残ってるんでしょうね。なんか、ひどい姿だな。
縛られたキングコングみたい。
呉基地で何度も撮ったことのあるアングルです。
船体のナックルラインがきれい、
見学に行き始めた初期には現役時代の写真も少しだけ
撮ってます、こんなことになるならいっぱい撮っておくんだった。
特徴の背負式2段砲塔です、
現役では「しらね型」がまだ採用してますね。
内火艇というか搭載艇というのか、積んだままです。
もったいない、まだ使えそうだけどな。
CIWSや大型のアンテナやレーダーの類は外されてますね、
救命具もありません、でもここだけみると現役とさほど大差ない
感じがします。
この艦橋がまた無骨な感じでRyanは何度見ても野武士を
連想して好きです。
両サイドに張り出した露天の見張り所が時代を感じさせます。
アスロック・ランチャーもそのまま解体処分するんですね。
砲身はまだ使い回しがきくんだろうな、
同じ砲を積んでる「しらね型」へ転用するんでしょうか。
この時代の砲塔はまだ鉄製だったのかな、今はほとんど
FRPみたいな素材で軽く造られてます。
「ひえい」の隣りは「SUPER LINER OGASAWARA」
鉄道でいうところの“リニアモーターカー”みたいな船。
これも写真をいっぱい撮ったので別途単独で記事にする予定です。
もったいないけどこれも行き場がなくて処分を待つばかり。
こんな感じのところ、
江田島市沖美町の海岸線を走ってると見えます。
いつまで見られるかはまったく想像つきません。
「ひえい」の主錨だけは江田島にある海上自衛隊第一術科学校の
入り口を入ったすぐのところに記念碑として展示してあります。
せめて錨だけでも永久保存しよう、って関係者の思いでしょう。
こっちは無くなることはありません。
今回の「ひえい」、いっぱい写真を撮ったので折をみて
また特集するつもり、とりあえずひと通りクルーズの記事を
書いたあとでまたいつか考えます。
機材／α200、α700
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC
SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
入り口を入ったすぐのところに記念碑として展示してあります。
せめて錨だけでも永久保存しよう、って関係者の思いでしょう。
こっちは無くなることはありません。
今回の「ひえい」、いっぱい写真を撮ったので折をみて
また特集するつもり、とりあえずひと通りクルーズの記事を
書いたあとでまたいつか考えます。
機材／α200、α700
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC
SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
コメント
_ ヒロ ― 2012年09月02日 22時55分
_ ヒロさんへ ― 2012年09月03日 06時09分
はるな型護衛艦の2番艦になります。
海自で初めて対潜ヘリコプターを積んだ大型護衛艦でした。
「ひえい」が除籍になって入れ替わったのが「いせ」
海自のヘリ搭載護衛艦の歴史はこの「はるな型」がルーツです。
でもなぜかRyanは「はるな」より「ひえい」が馴染みあるんですよ。
戦艦「比叡」のプラモは作った記憶はないし。
やっぱり怪獣映画だろうなあ、それくらいしか思い浮かびません。
「SUPER LINER OGASAWARA」はある意味、役所に振り回された
悲劇の民間船ですね。
設計や建造に関わった関係者にはお気の毒としか言い用がありません。
国が承認した護衛艦ならこんなことにはなってないでしょうね。
どんなに無駄遣いであっても意地でも就役させたでしょう。
海自で初めて対潜ヘリコプターを積んだ大型護衛艦でした。
「ひえい」が除籍になって入れ替わったのが「いせ」
海自のヘリ搭載護衛艦の歴史はこの「はるな型」がルーツです。
でもなぜかRyanは「はるな」より「ひえい」が馴染みあるんですよ。
戦艦「比叡」のプラモは作った記憶はないし。
やっぱり怪獣映画だろうなあ、それくらいしか思い浮かびません。
「SUPER LINER OGASAWARA」はある意味、役所に振り回された
悲劇の民間船ですね。
設計や建造に関わった関係者にはお気の毒としか言い用がありません。
国が承認した護衛艦ならこんなことにはなってないでしょうね。
どんなに無駄遣いであっても意地でも就役させたでしょう。
_ onehand ― 2012年09月03日 20時54分
こんばんは～。ひえい。良いですね・・・。
どなたか買い取って博物館にでもしてくれたらな～と思ってますが・・・。
そんな奇特な方。居ませんかね～？
どなたか買い取って博物館にでもしてくれたらな～と思ってますが・・・。
そんな奇特な方。居ませんかね～？
_ onehandさんへ ― 2012年09月03日 21時41分
艦艇ファンが少しづつ出資して買って維持できるくらいの
値段ならいいけどなあ、だれかこれが置けるくらいの入江を
自前でもってないですかね。
自炊ができて寝泊まりできるように改造しないといけませんね。
科員食堂に3段ベッドじゃ味気ないでしょ、発電機が要りますね。
鉄工所の御曹司で艦艇ファンがどこかいないかな。
値段ならいいけどなあ、だれかこれが置けるくらいの入江を
自前でもってないですかね。
自炊ができて寝泊まりできるように改造しないといけませんね。
科員食堂に3段ベッドじゃ味気ないでしょ、発電機が要りますね。
鉄工所の御曹司で艦艇ファンがどこかいないかな。
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それも就役記録を持つとは、沈没した「比叡」よりも随分幸運な生涯だったのですね。
「SUPER LINER OGASAWARA」ですが、神戸のカワサキワールドに展示してある電磁誘導船「ヤマト」のスケールアップ版なんですかね？
しかしここまでしっかり造って、就役しないとは勿体無いですね。
この手の、かっこエエデザイン優先の船も好きですね、戦闘機に通じるメカ感が有りますから。