「ひえい」と「はたかぜ」2013年04月22日 05時50分

デジタル画像って劣化や変色しないはずだけどなあ。
2010年に撮った在りし日の「ひえい」です。
撮った時と色が違ってる感じがするのはRyanの記憶が薄れてるせい?

1974年就役の護衛艦「ひえい」
改装を重ねて127ミリ砲×2、CIWS×2、シー・スパローと
アスロック搭載という強力な装備をもってました。
「ひえい」と「はたかぜ」

「ひえい」は海自初のヘリコプター搭載護衛艦、
対潜ヘリを3機積める格納庫があって就役当時は画期的な最新鋭艦でした。
「ひえい」と「はたかぜ」

2011年の撮影、この年の3月にとうとう除籍になってしまいました。
「ひえい」と「はたかぜ」

船体のきれいなライン、無骨な艦橋と砲塔のシルエット。
Ryanは野武士ってイメージをもってて憧れの船だったのに
とうとう見学できないまま解体処分されてしまいました。
「ひえい」と「はたかぜ」

そこで「はたかぜ」です、昨日呉基地で初めてお目にかかりました。
1986年就役で「ひえい」よりずっと後に現れてるんだけど
設計思想が同じなのかよく似てます。

「ひえい」は艦首側に127ミリ単装速射砲が2門あったけど、
一番砲塔が対空のスタンダード・ミサイルに変更になってます。
「ひえい」と「はたかぜ」

こういうゴチャっとした絵が護衛艦らしくて好き!
「ひえい」と「はたかぜ」

撤去された一番砲塔は後ろにあります。
格好がいかにもクラシックだけど大砲らしくて好き。
給弾は人力で砲塔内と甲板下で16人も要員がいります。
「ひえい」と「はたかぜ」

速射砲を2門も積んでる数少ない護衛艦が「はたかぜ」です。
「ひえい」にあったヘリ格納庫はありません、後部には着艦のスペースだけ。
ミサイルやアスロックの搭載でヘリを常時搭載しなくていい、って考えかな。
「ひえい」と「はたかぜ」

このアングルは「ひえい」そっくりです、野武士の再来。
それで昨日、出会ったときには舞い上がってしまいました。
「ひえい」と「はたかぜ」

後ろ髪を引かれながら下船、未練たらたらの場面。。
「ひえい」と「はたかぜ」

まだしつこく撮ってます、ここまでで午前の部はお終い。
「ひえい」と「はたかぜ」

それでもって、また午後やってきました。
実習幹部と新任海士かなあ、制服がまだ真新しい感じでした。
「ひえい」と「はたかぜ」

これも真新しいブーツです、見学用に新調しました。
靴裏がゴムになってて滑りにくいのと、小石を噛まないので傷つけません。
それよりジーパンをなんとかしたほうがいいですね、ボロボロ。
「ひえい」と「はたかぜ」

午後の“基地見学”は初体験、なんとFバースからDバースへ行くだけ。
解説を聞きながら100メートルほど歩いて、岸壁から艦艇を眺めるだけでした。
こんなのがあるとはちょっと唖然、知らなかった。
「ひえい」と「はたかぜ」

5年ぶりの艦艇集合訓練だったんですね、
それで午後は解散して帰って行くから出港準備とかあって
桟橋が忙しくなるからこんな変則な見学だったみたいですよ。
「ひえい」と「はたかぜ」

それで「ひえい」と「はたかぜ」どうなったん?
って云われそうな記事だけど、まあそういうことです。

花もあるし、艦艇もあるし灰ヶ峰もあるしってことで
今週はこんな感じで綴ってみましょうかね。


機材/α700
   MINOLTA AF ZOOM24-85mm F3.5-4.5
   タムロンAF 55-200mm F/4-5.6 Di II
   SONY 85mm F2.8 SAM