呉のサブマリン ― 2016年03月20日 04時32分
おはようございます、ただいま午前3時。
いくら早起きが徳といっても早すぎますね、
昨夜10時に寝たらこんな時間に目が覚めていけません。
さ、今朝は写真の掲載枚数15枚という大作。
呉で撮った潜水艦のシーンいろいろ、2014年の夏から蔵出しです。
潜水艦の出港、桟橋を離れてバックで方向を変えてるところです。
いちばん後ろの舵が微妙に動いてるの分かります?
「潜水艦の戦う技術」という本を最近読みました。
著者は海自OBで実際に潜水艦の艦長だった人です。
この人の著書は何冊か読んだけど、どれも具体的でおもしろいです。
それがきっかけで今朝のブログ更新につながるわけですが。
マイカーだとドライバーが周りの状況を判断しながら
目的地まで運転するけど、基本的には潜水艦も同じです。
ただし潜水艦のドライバーは周囲の景色が見えないから
誰かの指示がないとハンドルは切れません。
潜水艦は方向転換もストップも車みたいにすぐにはできません。
だから水上航行の場合はやたらとブリッジに監視要員がいるんですね。
それらの情報をまとめてドライバーに伝えるのが哨戒長です。
艦長は艦内の発令所で艦全体の状況を把握し各部署に指示を出します。
知ってました?本にはそんな基本的なことがいっぱい書いてあります。
まあ、専門的なことは本職に任せて
Ryanのような素人はただ“かっこいいなあ”と思って眺めるだけですが。
呉ではわりと簡単にこんなシーンに出会えます。
エンジンをかけてバッテリーを充電中です。
バッテリーはスマホやデジカメ用と基本同じですが、
潜水艦用は管理が凄いきめ細かくて検査と記録が半端じゃありません。
“通常充電” “均等充電” “電池容量試験”なんて用語が本にでてきます。
大して減ってもないのにACに繋ぎっぱなしとか
気分で“そろそろ充電でもしとくか”なんてことはありません。
潜水艦のバッテリーは常に新鮮で100%の性能が出るように管理されます。
カメラの電池もそれくらい気を使いたいけどなあ。。
乗組員が艦内に持ち込む私物の話題とか潜水艦の構造、動力、航法に
音響の話題、魚雷の積み込みから発射、戦い方なんて
本を読む進めていくとあっという間に時間が経ちます。
知らないことばかりで目からウロコです。
餅は餅屋というけど
Ryanの仕事はそれほど専門性があるとは思えないし・・・。
潜水艦乗りはある意味、職人集団ですね。
今日は日曜日、天気も思ったより良くなりそうです。
行くところに迷ったら呉の“アレイからすこじま”はどうでしょ?
こんなマニアックな乗り物が間近に眺められるのはここだけですからね。
Ryanは今日も仕事、
複雑怪奇で午前と午後でまったく業務が違います。
呉は遠い世界、早く帰って家でのんびりしたいです。
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機材/α77
TAMRON AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di LD
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