九一式射撃盤・公開 ― 2021年07月16日 06時17分
昨日は呉の大和ミュージアムへ。
新しく「九一式射撃盤」というのが常設展示物に加わったという
ニュースをやってたので気になって見てきました。
平日なので訪れる人も少なくて、ほとんど貸切状態・・・
呉の海軍工廠と関係の深い零戦
零戦の積んでたエンジンとか機銃も展示してあります。
これがその「九一式射撃盤」です。
要するに艦砲射撃のための照準を計算する装置ですね、
計器の下に細かい歯車、ギアがいっぱい重なって付いてます
昔あった手回しの機械式計算機の大型版みたいな雰囲気
文系のRyanには見てもさっぱり??なんだけど、
いまで言うところのFCS、火器管制システムのはしり
レーダーや通信が貧弱な時代に砲弾を命中させる技術の集大成ですね
解説は先のパネル一枚だけですからね、ちょっと不満です
パーツの名前とか役割を説明するキャプションでもあればなあ、
あとはこの置き場、展示の場所ですね、
こんな隅っこじゃ、ちょっと団体が来ただけで大渋滞でしょうに。
砲弾と並べて展示したいのはわかるんだけど、
どうせなら艦砲射撃の理屈、詳細にわかりやすく
解説するコーナーが欲しいですね。
呉は艦砲の開発、製造、試験とすべてやってた歴史があるし、
海軍工廠でも精密技術の粋を集めた最先端の部署だったでしょ。
そう、目標の探知や戦果の確認に目視が必須の時代ですからね、
レーダーもコンピュータも無い時代に知恵を絞った結晶ですね。
さて、大和ミュージアムはほかにも見どころいっぱい・・・
こんな若い子も館内あちこち出迎えてくれます。
東京五輪の開幕まで一週間と迫りました。
各国選手団の来日がいよいよ本格化します、
こんなスリルたっぷりで見守るイベントも珍しいです。
機材/α7Ⅱ
SONY FE 50mm F1.8
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