Ryan-Hiroshima α.Blog

DDH-182護衛艦「いせ」 ― 2013年05月10日 06時16分

4/29（月・祝）に公開のあった「いせ」の特集です。
大型連休中の5/5にも公開されたから、
ぼくも見た、わたしも見たって人、多いでしょうね。

「いせ」に限らないけど
陸側に船尾を向けて停泊してる艦艇は見たことないなあ、なんでだろ。

この日の見学者も多かったですが、5/5ほどじゃないですね。

艦内には哨戒ヘリコプター用の広い整備・格納スペースと
エレベーターがあります。

格納庫を見学したらエレベーターで甲板に案内されます。
艦内は広いといっても閉塞感があって息が詰まりそうなので、
みんなさっさと上に行きたがりますね。

外は広々、こんな感じ。
哨戒ヘリコプターが３樹同時に発着艦、運用できるようになってます。
普通の護衛艦と違って大砲は無いし、ミサイルもむき出しになってないから
すっきりです。

エレベーターは哨戒ヘリのSH601機がローターを展開したまま昇降できます。

艦橋が平面で構成されてるのはステルス性を考慮してあるから。
相手のレーダー波を乱反射させて、探知されにくい工夫がしてあります。

艦尾側面、左下にあるフタ。３連装短魚雷の発射管が中にあります。
両サイドにあって発射するときはこのフタが開かれます。

艦尾にある高性能20ミリ機関砲（CIWS)　艦首にもあるんだけど
こっちのは隅っこに追いやられて窮屈そうです。
ヘリコプターの運用上、仕方なくここに装備されたんでしょうね。

「いせ」は「ひゅうが型」の２番艦になります、呉基地所属。
１番艦の「ひゅうが」は横須賀配備です、基準排水量13,950トン。

建造中の３番艦と４番艦はさらに大きくなって19,500トンとなります。
こっちは５年以内に舞鶴と佐世保に配備の予定。大迫力でしょうね。

５年後、10年後の世の中の情勢はわからないけど
いつまでも見学できるよう無事に就役期間を全うして欲しいです。

記事に添えてある花は5/6の“花みどり公園”で撮ったもの。
艦艇Photoに混ぜても、それほど違和感がないでしょ。
お気に入りです。

機材／α700
　　　Tokina 20-35mm F3.5-4.5（いせ）
　　　α７Digital
　　　TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MACRO（花）