続・大和ミュージアム ― 2017年11月09日 06時07分
企画展「海底の戦艦大和」より艦首部分再現模型
10/29(日)の大和ミュージアム訪問レポ、続きいきます。
入館してすぐ目につくのが1/10模型です、ここと零戦のところは撮影自由。
いまこんな戦闘艦はありません。
レーダーの発達が目となり耳となってコンピューターのFCS(射撃管制装置)がすべて自動で目標に砲弾やミサイルを誘導するから数がいらないのです。
いまの戦闘機は遠く離れて発射する誘導弾のプラットホームだけど
この時代は人の操縦する飛行機自体が目標に突っ込むわけですから。
目標を自分の目で確かめて戦闘する時代でした。
零戦の積んでた機銃、いまのM2を原型に開発されたそうです。
大型資料展示室
外は雨、この頃は毎週末が雨でしたね。
ここは回廊式でぐるぐる上がりながら展示物をみられる作りです。
大和をテーマに呉の歴史と技術の発達を紹介するというのがウリですが、
歴史コーナーの厚みがありすぎて
近代技術への貢献があまり伝わってこないのがRyanの実感です。
人が多すぎてじっくり読めないというのもあるでしょうね。
この日は午後になってやっと雨が上がりました。
ガラス越しに見えるのが大和が生まれた造船所です。
昔なら海軍呉工廠です、東洋一の規模と最先端の技術力だったそうですが。
工廠とはなんだったのか?
呉湾周辺一帯に海軍の研究開発と実験、設計製造に検査修理、補給、
備蓄と膨大な施設があって当然保安も厳しかったでしょう。
一時期は40万人の大都市だったそうです。
広島市内からも大勢の職員や工員が通ってたというから
ちょっと想像の付かない世界ですが詳しく知りたくなります。
まあ、そんなことも思いながらテラスで眺めてました。
大和ミュージアム、企画展と常設展で入館料800円也。
ここに来たら潜水艦が陸揚げ展示してある「てつのくじら館」が
すぐお隣ですからセットで見学されるのをお勧めします。
「てつのくじら館」は無料ですからね。
機材/α7Ⅱ
LEICA M-NEXマウントアダプター
M-ROKKOR 40mm F2
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