100ミリマクロ 風景2009年03月23日 02時06分

MACRO 100mm
雨が小止みになったので車で近所の公園へ。
今度はα200にMACRO 100mmを付けてテスト。


天気が良かったら家族連れで賑わう公園もさすがに
今日みたいな日は誰もいない。


α200の重さは530グラム、初期型100ミリは520グラム。
バランスは悪くないけど、レンズが長い分、鏡胴を持ったほうが
持ち歩きはしやすい。


初期型100ミリがクラシックな造りだけに、現行型のほうが
α200には似合うだろう。でも希望小売価格が9万円を越える。
円形絞りを備えていくら写りがいいとしても、とてもとても
はいそうですかと、買えるような値段ではない。


3万円のαに9万円のレンズを付ける人ってどのくらいいるんだろか。

MACRO 100mm2009年03月23日 02時31分

MACRO 100mm F2.8初期型
α200の絵造りはα7DIGITALを越えている、つまり良いということ。
AUTOで十分、なにもしなくてもきれいな絵が撮れる。


昔のMINOLTAデジタル時代の絵造りとは完全に変わった。
万人好みの色調、クリア、細かい理屈不要の絵造りというか、
とにかくなにも考えなくてきれいな写真が撮れるのは好み。



雨が小止みになって空が少し明るくなってきたから
ちょっと脚を伸ばして花みどり公園まで行ってみた。


子どもが小さいときによく遊びにきたところ。
入園無料で駐車料金不要。
大した遊具はないが、芝生に転がしておけば、ひとりでも
勝手に遊ばせられる。


α200+AF MACRO 100mm F2.8初期型

MACRO 100mm 温室2009年03月23日 02時52分

MACRO 100ミリ初期型
「花みどり公園」は花木の研究施設で温室もある。
一般に開放されもちろん無料。
植物公園ほど広くはないが、今日みたいな天気の日には重宝する。


MACRO 100ミリをαに付けると150ミリの望遠レンズとなる。
これでレンズ前20センチまで寄れるからすごい。
でも50ミリマクロのつもりでグッと寄ったりするとピントが合わない。
片手を伸ばして届くかどうかくらいの距離が使いやすい。


α200の露出は概ねいつも適正になるという安心感がある。
カメラとしての質感は圧倒的にα7Dが良くて比較にならないが
露出は撮ってみないと分からないというくらい困りもの。


手ぶれ補正の効果はα200が上。
こういう被写界深度の浅い撮り方でも手持ちで撮れる。
でも三脚があったらもっと細かい構図でビシッと決められるはず。


手ぶれ補正は、厳しい条件でもなんとか救える絵が
撮れるところで活きてくる。

とろとろ2009年03月23日 03時26分

MACRO 100ミリ
花みどり公園の帰りにラーメン屋に寄る。
ここのラーメンと餃子はなかなかいける。


この看板はα7DIGITALと100ミリマクロで撮影。
“とろとろ”は豚角煮のキャッチコピー。
MACRO 100ミリのボケが頭から離れない。


開放付近でぼかすとトロトロ、絞るとシャキッと。
ここ2、3日でレンズの傾向はだいたい分かったように思う。


150ミリという画角がなあ、中途半端というか撮るものを
はっきり決めないと使い方が難しいような気がする。
やっぱり花がいいな、街撮りスナップもできるかな。

AF MACRO 100mm F2.82009年03月23日 22時04分

AF MACRO 100mm F2.8
1986年11月発売のAF MACRO 100mm F2.8。
この頃のαレンズはAF使用が大前提だったのだろう。


AF ZOOM 35-70mm F4
AF ZOOM 70-210mm F4


ともにその前年にα7000といっしょに発売されたレンズだけど
フォーカスリングがオマケみたいについてるだけ。
70-210なんてレンズの先っぽでとんでもなく使いづらい。


MACRO 100mmもギザの付けられたローレットが細くて
マニュアルのピント合わせはかなりやりにくい。


もうマニュアルで合わせる必要はありません、どうぞAFで
快適にお使いください・・・こういう設計思想だろう。
AFの先駆者だから分からないでもないけど、マクロはやっぱり
マニュアルでの合焦でないとやりにくいでしょ、MINOLTAさん。


たぶんAFの大ヒットで開発陣は舞い上がったのだと思う。
AF双眼鏡の発売もその流れかな。


こうして実物を眺めてると反省談が聞こえてきそうで楽しい。


背景はSAMURAI・JAPANのアメリカ戦。
明日は決勝戦、がんばれニッポン!

AF MACRO 100mm F2.82009年03月23日 22時22分

AF MACRO 100mm F2.8
MACRO 100mmを等倍にもっていくとレンズ鏡胴がグーッと伸びる。


それまで控えめに奥まっていた対物レンズが、待ってましたとばかりに
最前面まで堂々と出てくる。はい、私が撮ってあげますよ、って。


風景撮影では黒子だったのが、急にステージセンターで
スポットライトを浴びる大御所に大変身って感じの対物レンズ。


鏡胴を伸ばす方式というのは不格好だけどマクロでレンズ性能を
最大限に発揮するためらしい。
インナーフォーカスは格好はいいが、性能が発揮されないということか。


いかん反省、自分も昔は格好を気にしてなかったはずだけど
最近はずっとインナーだな、見た目重視、目標はメタボ解消。

AF MACRO 100mm F2.82009年03月23日 22時38分

MACRO 100mm F2.8
AF MACRO 100mm F2.8の話題、たぶん最後。
最後は最短撮影距離について。


写真はシグマ50ミリマクロの1:1指標を等倍で撮ったもの。
このときMACRO 100mm のレンズ先端から指標までは約16センチ。
自分の場合は親指と人差し指をグッと広げた間隔、これが約16センチ。
これが等倍での撮影距離の目安となる。


つまり16センチ先にあるものが等倍で写せるということ。
もっと簡単に云うと“最大限に大きく写ります。”
“これ以上に近づいてもピントが合いませんよ。”まあ、そういうこと。


ファインダーの画像も大きいけど、ブレも大きくなるから
ピント合わせは苦労する。
ほんの数ミリ動いただけで前後がボケボケになるから止めるのが難しい。


手ぶれ補正はあきらめて、ここは素直に三脚を持ち出す方が賢いというもの。