潜水艦内部 ― 2012年04月17日 06時04分
国内で唯一、潜水艦の中を見学できる施設があります。
海上自衛隊呉史料館の展示艦SS-579「あきしお」です。
見学はできるんですが詳細な解説パネルがないので謎だらけです。
これは魚雷積み込み用に傾斜のついたハッチ、たぶん作業のときには
ここから発射管室までガイドレールみたいなものを付けるんでしょうね。
甲板の方のハッチがどうなってるのか興味津々ですが、見たことありません。
海上自衛隊呉史料館の展示艦SS-579「あきしお」です。
見学はできるんですが詳細な解説パネルがないので謎だらけです。
これは魚雷積み込み用に傾斜のついたハッチ、たぶん作業のときには
ここから発射管室までガイドレールみたいなものを付けるんでしょうね。
甲板の方のハッチがどうなってるのか興味津々ですが、見たことありません。
下は乗組員の昇降用ですね、登ってたら上から隊員が降りて来たみたいなこと
あるでしょうね、そのへんの交通整理はどうなってるんでしょう。
大声で“上がるぞー”って叫ぶんでしょうか。
それにしても登りにくそうなハシゴとハッチの位置関係です。
重そうなハッチだけど上に跳ね上げるのかな、ちから技ですね。
通路の天井部分、様々なパイプやケーブルがむき出しです。
見学用にかなり改造してあるので、どこまでが素の状態なのか分かりません。
蛍光灯や内部の色はそのままなのかな。
そのままだそうです、現役のときのままということです。
ご指摘いただき、感謝します。
セイルの真下にある発令所です、ここは海図台ですね。
航路を決定したり、作戦を練るのはここでしょうか。
上の絵でもそうですが、いろんな装置があるけどこれらは建造のときには
どこまでセットしてあるんでしょうね、建造中に入れておかないとあとから
付けられないものがいっぱいあるでしょうね、エンジンとかソナーとか。
むき出しのケーブルで繋がってるのがたぶん後付けなんでしょうね、
それにしてもすごい種類と数です。間違えたり忘れたりしたらたいへんです。
指摘をいただきました。
こうした内部の装備はすべて船体が完成したあとから、ばらばらに分解して
ハッチから入れて内部で組み立てるそうです。
エンジンも含めてすべてが後付けとのことです。ありがとうございました。
アナログ式ですね、手でスライドさせて確認するようになってます。
映画だとランプが点灯するシーンをみるけど、最新型はどうなってるんでしょう。
余計な電力を使わないように配慮してあるのかな。
なにせ昭和60年代の潜水艦ですからね、「あきしお」は。
Ryanが30代のころ、まだパソコンをマイコンと呼んだりWindowsがでる
ずっと前ですね。職場にそろばんがあったんじゃないかな。
パイプやケーブルは色分けしてありません、よく区別がつくな。
いわゆる操縦席ですね、たぶん表示板はダミー。
ぜんぶ見学向けに取り替えられてるはずです、いくら古い船といっても
この時代の技術がわかれば、現状が推察できるでしょうからね。
潜望鏡の基部、この時代の潜望鏡は船体を貫通してました。
いまもこのタイプはあるけど、デジタル技術の進歩で減りつつあるって
なにかの本で読んだ気がします。
いずれモニター上で海上を監視するのが当たり前になるんでしょうね。
なにかの制御盤?航海とかレーダー関係の機器かな?
なにせ見学といっても人に押し流されるように歩くばかりで
じっくり見てる余裕はありません。
空いてるときに、ゆっくりみて写真をまた撮りたいです。
階下の魚雷発射管室が見られるようになってます。
中央の白い部分は潜望鏡が収まってるところですね、
船体の高さより長い潜望鏡というのは物理的に無理でしょう、想像だけど。
なんの制御盤だったか忘れました。
航海、操縦、戦闘とくれば後はエンジンとか電力関係かな。
書くのが疲れてきた、他所のHPに詳しく書いてる人がたくさんいます。
そっちをご覧になったほうが為になるでしょう、
分からないことだらけで、もう降参です。
呉にはちょくちょく行くのでまた暇をみて寄ってみましょう。
なにか情報を仕入れたら修正・追記することにします。
■海上自衛隊呉史料館
場 所/JR呉駅から海方面へ徒歩5分
大和ミュージアムのすぐそば
休館日/火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館)
12月29日から1月3日
開館時間/午前9時~午後5時まで(展示室入館は、午後4時30分まで)
入館料/無料
コメント
_ (未記入) ― 2012年04月17日 20時25分
_ ??さんへ ― 2012年04月17日 22時37分
??さん、コメントありがとうございます。
楽しいですね、こういうやりとりは。
ソナーに音紋か、Ryanはどこか別室でやってると思ってました。
なるほど、なんか高級な魚群探知機にもみえますね。
そうか数字は読んでないけど、文字盤だけ妙に色が違ったり
隠してないですね、
文字盤だけそれらしく作り替えたのかもしれませんね。
いやいや、楽しいですね、こういう想像は。
自分が改装担当だったらどうするか思いを巡らすとウキウキしてきます。
マイクヘッドギアの色?またレアな質問されましたね。
でも色を変えることで注意喚起したりケアレスミスをなくすって
実際にあることだから大事なことですよね、なるほどなあ。
いちばん下の写真は、よく見たら1番から6番みたいなことが
書いてあるから魚雷の関係ですかね、下の鍵がかかってるところが
発射ボタンだったりして、妄想かなあ。
確かに電力は無駄に使えないでしょうね。
省けるところは省くと、いまも思想は同じでしょうね。
でもこの潜航準備盤、この“未”の数だけ防水区画があるんだろうと
想像しましたね、たぶんドアを閉めた各部署からの報告で
このパネルを“済”にスライドさせるんじゃないかな。
眺めてるといろいろ想像できておもしろいです。
決められた手順の中で間違いなく確実に操作や判断が行われてるんでしょうね。
つくづく厳しい世界だとあらためて思います。
またお気づきがあったらコメント寄せてください。
大歓迎です。
楽しいですね、こういうやりとりは。
ソナーに音紋か、Ryanはどこか別室でやってると思ってました。
なるほど、なんか高級な魚群探知機にもみえますね。
そうか数字は読んでないけど、文字盤だけ妙に色が違ったり
隠してないですね、
文字盤だけそれらしく作り替えたのかもしれませんね。
いやいや、楽しいですね、こういう想像は。
自分が改装担当だったらどうするか思いを巡らすとウキウキしてきます。
マイクヘッドギアの色?またレアな質問されましたね。
でも色を変えることで注意喚起したりケアレスミスをなくすって
実際にあることだから大事なことですよね、なるほどなあ。
いちばん下の写真は、よく見たら1番から6番みたいなことが
書いてあるから魚雷の関係ですかね、下の鍵がかかってるところが
発射ボタンだったりして、妄想かなあ。
確かに電力は無駄に使えないでしょうね。
省けるところは省くと、いまも思想は同じでしょうね。
でもこの潜航準備盤、この“未”の数だけ防水区画があるんだろうと
想像しましたね、たぶんドアを閉めた各部署からの報告で
このパネルを“済”にスライドさせるんじゃないかな。
眺めてるといろいろ想像できておもしろいです。
決められた手順の中で間違いなく確実に操作や判断が行われてるんでしょうね。
つくづく厳しい世界だとあらためて思います。
またお気づきがあったらコメント寄せてください。
大歓迎です。
_ H.関口 ― 2012年04月18日 07時25分
御免なさい。名無で投稿しちゃったみたいですね。
_ H.関口さんへ ― 2012年04月18日 07時50分
なんだ、銀さんでしたか。
新たなミリタリーマニアが登場したかと思いましたよ。
でも大歓迎ですよ、なじみの人もそうでない人も。
新たなミリタリーマニアが登場したかと思いましたよ。
でも大歓迎ですよ、なじみの人もそうでない人も。
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操舵席の計器類は恐らく本物で文字盤だけダミーだと思います。
原潜は自家発電するから電力不足の心配が無いけど、
ディーゼラーは電池式だから今もアナログ文字盤や
指針式表示機は欠かせない物ではないでしょうか。
以前マイクヘッドギアを何故無塗装の物にしないのかと
聞いた事が有ります。
答えは
「仕様変更には、広辞苑程の厚さの提案書が必要だから
何処も提案してこない」
だって。ホントの話だよ。