Ryan-Hiroshima α.Blog

海上自衛隊呉基地 ― 2013年10月12日 06時00分

さて今朝はまた呉基地がテーマ、10/２の記事の続きです。
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“アレイからすこじま”公園で見学開始までの時間つぶし。
この日は13時開始のに参加しました、最近はこの時間が多いです。

潜水艦が停泊してる桟橋をSバースと云います。サブマリンのSですね。

“日曜日の艦艇一般公開”は10時、13時、15時の３回あります。
基地に入場したら受付というのがあって名前や住所を書きます。
不思議なことに連絡先の電話番号という欄はありません。

入場は見学開始の20分前からです、時間になるとその日の見学艦に誘導されます。
見学は基本１時間なので待ち時間をいれて最大80分基地内に居られるわけです。
艦艇ファンなら少しでも長いほうが得した気分でいいでしょうね。

掃海艇、機雷や不発弾の処分が任務です。
水中処分隊なんていう潜水のエキスパートの母船になることもあります。
煙突が四角いだけでなんか近代的な感じしませんか。

これは護衛艦“あぶくま”の艦橋ですね、なぜ“あぶくま”って分かるのか？
ここに載せてない別の写真に艦番号229が写ってるからです。
護衛艦は同型艦が複数あるので艦番号が無いと艦名の区別がつきません。

手前が“せんだい”のアスロックランチャー、向こう側のが“あぶくま”のです。
もう1隻“とね”というのがあってこの３艦は同型艦、兄弟みたいなものです。

ランチャーのアップです、実際はこのレールにロケットが取り付けられます。
対潜水艦魚雷にロケットを付けて遠くまで飛ばすのがアスロックです。

真上に飛ばすことも構造としてはできるけど真下に落ちてくると危ないですね、
普通はだいたい45度程度の俯角をつけて発射するそうです、射程は約10キロ。
着水するとそこから魚雷だけスクリューで目標に向かって行きます。
誘導魚雷ならではの技ですね。

3513と3518、艦番号が３から始まるのは練習艦です。
“しまゆき”と“せとゆき”、どちらも女性艦長就任で有名になりました。
姉妹艦と云ってもいいのかな。

105は“いなづま”ですね、手前の白いドームみたいなのは20mmオート機関砲です。
セットしておくとミサイルや航空機が接近すると自動的に撃ち始めます。
CIWS（シウス）っていう自艦防御システムです。

CIWSが凄いのはこのパーツだけ外して、別の船や場所にポンと置くだけで
使い回しできることです。船体に特別な加工が要らないのが画期的です。

三連装短魚雷発射管、短魚雷というのは長魚雷より小型で射程が短いという意味。
中身は国産の誘導魚雷です、これが両サイドに１基づつ計６本あります。
ちなみに長魚雷は潜水艦搭載用です、なるべく遠距離から密かに撃つんですね。