護衛艦「せとゆき」見学記2011年11月28日 06時51分

昨日の呉基地一般公開はDD131護衛艦「せとゆき」でした。
排水量3,100トン、乗組員数200名と説明がありました。
1977年度計画により12隻造られたうちの11番目の護衛艦です。

護衛艦「せとゆき」見学記

一般公開は、こんな風に甲板を一周して終了です。
船によっては艦橋に案内されることもあります。
護衛艦「せとゆき」見学記

「せとゆき」は1986年の就役でもう25年も経っています。
来年は退役して練習艦になるそうです。
護衛艦「せとゆき」見学記

見学はグループ分けされてガイド役の隊員が付くこともあるけど
最近はずっとフリーです。質問があったら近くの隊員に聞けば
機密事項以外は親切・丁寧に教えてくれます。
護衛艦「せとゆき」見学記

写真撮影は自由、とくに制限はありません。
外観に機密は無いということでしょう。
護衛艦「せとゆき」見学記

「せとゆき」はこのあとドック入りして整備と塗装が施され
来年5月からの練習艦編入に備えるそうです。
これは隊員さんから教えてもらいました。
護衛艦「せとゆき」見学記

定番の浮き輪
護衛艦「せとゆき」見学記

船って護衛艦に限らず商船でも漁船でも甲板に搭載物が多いですね。
いったい何種類、何点くらいあるんでしょう。
なかでもロープの類いがけっこう多いです、全部繋ぐと何キロにも
なりそうなくらいあちこちにあります。
護衛艦「せとゆき」見学記

76ミリ速射砲とアスロックランチャー。
最近建造された護衛艦のランチャーは垂直発射機(VLS)の採用が
一般的になってます。対空ミサイルなどと兼用でスペースや整備、
運用の効率化が図られています。
護衛艦「せとゆき」見学記

艦舷が低い。岸壁と甲板の高さにそれほど差がありません。
輸送艦や5,000トンクラスになると装備やスペースの関係で
もっと高くなって勾配のあるタラップで乗り降りします。
護衛艦「せとゆき」見学記

とりあえず見学記の第一回。
次回は甲板で撮ったものあれこれ集にします。


機材/α200
   SIGMA 70-210/4-5.6UC-ZEN

倉橋島の鹿老渡へ2011年11月28日 21時43分

さて、護衛艦の話題はひと休みして倉橋島です。
呉基地の一般公開が終わって、江田島市の偉大なモーゼ氏と合流。
彼の車で倉橋島を案内してもらいました。

案内といっても、行くあてもなくドライブって感じ。
こんな碑をみつけて、しばし休憩。
倉橋島の鹿老渡へ

島の海岸端なんですが、こんなところに基地があったの?って感じ。
当時は大勢の若い兵士がここで訓練に励んだんでしょうね。
倉橋島の鹿老渡へ

この小山を越えると亀ヶ首といって戦艦大和の主砲を試射した
実験施設の遺構があるそうですが。
30分くらい山道を行くそうで、止めました。
倉橋島の鹿老渡へ

鹿老渡(かろうと)に移動してきました。
ヒジキです、ヒジキの天日干し。甘酸っぱいいい香りがしてます。
倉橋島の鹿老渡へ

伊勢社、海が玄関口の神社がありました。
モーゼ氏によると、ここで願い事するとよく叶うんだって。
いっぱい願い事しました、お賽銭もっと奮発すればよかったな。
倉橋島の鹿老渡へ

港でウニをさばいてる地元の人に話を聞きました。
近所の海岸で簡単に採れるんだそうです。
倉橋島の鹿老渡へ

自家用だって。
ちょびっと頂いたけど、絶品の塩味でした、サイコー!
いいですねえ、こんな新鮮なのを自分家で独り占めできるなんて。

近所のおばさんたちとも話ができて、10分ほどだけど
ちょっとした「鶴瓶の家族に乾杯」状態でした。
倉橋島の鹿老渡へ

下の絵はタコの釣り道具、この港で3キロ、4キロといった
大ダコが上がることもあるんだそうです。

でも4年前、実際ここに
「鶴瓶の家族に乾杯」が番組で来たんだって。
どうりで皆さん、気さくで話が好きだわ。
倉橋島の鹿老渡へ

ほんとここはいい雰囲気でした。モーゼ氏に感謝。
鹿老渡のあとは子猫に見送られて、鹿島大橋方面に向かいました。
倉橋島の鹿老渡へ

考えてみたら、この日の食事は朝ご飯食べた以外、さっきの
ウニをひとカケラだけでした。



機材/α200
   SIGMA 70-210/4-5.6UC-ZEN
   Tokina AF 20-35ミリF3.5-5.6

今日の歩数(6,120)

護衛艦「せとゆき」見学記22011年11月28日 23時10分

「せとゆき」見学記の続き。

何回か、この見学会に参加してると過去に撮ったのと同じような
絵ばかりで珍しくなくなってきます。
仕方ないですね、基本的に護衛艦というのは名前が違うだけで
同クラスで同じ装備の船が何隻もありますから。

それで、今回はちょっとでも新鮮味がでるように撮ってみたつもり。
護衛艦「せとゆき」見学記2

これらがなにか、パッと判る人はかなりの艦船マニアです。
護衛艦「せとゆき」見学記2

1番目はアスロックの給弾口、2番目はハープーンのランチャー。
これは76ミリ速射砲の砲身基部です。
砲身にもセンサーが付いててコンピューターと連動して
命中精度を高める工夫がしてあります。
護衛艦「せとゆき」見学記2

救助訓練用のダミー人形ですね、
ほとんど田舎のかかしと同じレベルの造りでした。
護衛艦「せとゆき」見学記2

総員離艦、最後の最後ですね。そんなことになりませんように。
護衛艦「せとゆき」見学記2

内火艇の留め具、こんなものでも珍しいのです。
護衛艦「せとゆき」見学記2

ミサイルを発射すると、もの凄い炎と煙を吐いて飛んでいきます。
ランチャーの後ろには、噴出炎除けのガードが付いてました。
発射訓練後は周囲が焼けこげて真っ黒になるそうです。
護衛艦「せとゆき」見学記2

内火艇、昔は手こぎのカッターでしたが今はエンジンが付いてます。
人員や物資の輸送、救難など様々な作業に使われる大事な装備です。
護衛艦「せとゆき」見学記2

3連装短魚雷発射管
護衛艦「せとゆき」見学記2

ストックレス型のアンカー、自衛隊オリジナルなんでしょうか?
このクラスで鎖の長さがどのくらいあるんでしょう。
一般的に水深の3倍から4倍の長さ+100mくらいの余裕が
いるそうです、すごい長さと重さになりますね。びっくり!
護衛艦「せとゆき」見学記2

つづく、いずれまた。


機材/α200
   SIGMA 70-210/4-5.6UC-ZEN