掃海艇つきしま ― 2012年03月20日 00時41分
「くろべ」を見学して帰りがけに撮った掃海艇です。
みやじま、いずしま、つきしま、3隻停泊中でした。
掃海艇というのは機雷を処分するのが任務、
戦後の日本復興を支えた艦種です。
みやじま、いずしま、つきしま、3隻停泊中でした。
掃海艇というのは機雷を処分するのが任務、
戦後の日本復興を支えた艦種です。
基準排水量570トン、全長58メートル、幅9.4メートル、乗員数約40名
白いのはフロート、これに機雷の処分具をつけて船で曵きます。
護衛艦などと比べて小さいわりには、ごちゃごちゃといろんなものが
積んでありますね。
1991年、先代の掃海艇4隻がペルシャ湾で実際に掃海活動を行っています。
戦後日本を支えた話とか、ペルシャ湾での活動記録が
JR呉駅そばの“鉄のくじら館・海自呉史料館”で詳しく紹介されています。
掃海艇の特徴はこれ、木製の船体です。
磁気に反応する機雷があるので鉄の船体は御法度になってます。
今後就役する最新型はFRPで造られてるそうです。
木製で50メートルを超える船ってほかに思い浮かびません。
木造船としては最大クラスでしょう。
674は「つきしま」1993年の就役で人でいえばそろそろ定年・引退です。
装備をぜんぶ降ろしてレジャーボートとか釣り船、ってわけにはいかないか。
惜しいですね、まだまだ手入れすれば何年も使えそうだけど。
掃海技術の継承と、いざというときの為に訓練は必要でしょうけど
海外以外ではなかなか活躍の場がなさそうな船です。
まあ、あまり活躍されても不幸なことですが
無事に退役するのは幸せなことですね。
機材/α200
AF ZOOM 35-105mm F3.5-4.5 New
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